【Flutter】gitサービスを使わずにPrivate Packageを管理する方法について調査してみてわかったこと
こんにちは、株式会社Pentagonでアプリ開発をしている石渡港です。
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今回は、gitサービスを使わずにPrivate Packageを管理する方法について調査してみました。その結果、unpubとを使うと容易に設定できることがわかりました。
【この記事を読むメリット】
- Flutterでgitサービスを利用せずに、Private Packageを管理する方法が簡潔にわかります。
【こんな方に参考にしていただきたい】
- Flutterでgitサービスを利用せず、Private Packageを管理したい人。
- ビジネスでFlutter用のPrivate Packageを販売したい人。
【調査の動機】Packegeを公開サービスを使用せず、Private Packegeとして限られた人(社内・権利運用者など)の中で共有したいと考えたから。
【調査結果】
Flutter用のPrivate Packageの管理・共有方法は、以下3点でした。
- 昔はpub_serverというOSSで管理する方法が主流だったなのがわかりました。
- 最近はunpubというOSSが主流で、容易にホスティングできることがわかりました。
- 公式のpub-devのソースが公開されているため、こちらを利用してホスティングすることも可能なのがわかりました。
【結論】gitサービスを使わずにPrivate Packageを管理する方法
下記の引用に示すように、gitサービスのリモートリポジトリではなく、独自のpackageサーバを用意することで、Private Packageを管理することが可能です。
If you want to use your own package server, you can use a description that specifies its URL:
dependencies:
transmogrify:
hosted:
name: transmogrify
url: http://your-package-server.com
version: ^1.4.0
Packageサーバを用意する方法は3つ
-
pub-dev
- 公式なソースコード、設置難易度は高いです。
-
unpub
- 最近の主流、サードパーティ提供のPackageで、容易に設置することが可能です。
-
pub_server
- 昔の主流、pubからは排除されているため、現在は非推奨
気軽に試すには、2番目のunpubが良さそうですね。
【まとめ】
Flutterでgitサービスを使わずにPrivate Packageを管理する方法がわかりました。その中でもunpubで容易にPackageサーバが用意できることがわかりました。
そこで今後、unpubを使って運用できることを試してみたいと考えています。そして限られたメンバーの中でだけPackage管理をしたいと思います。
こうすることによって、公開サービスの利用による機密が漏洩するリスクを回避できるようになります。そのため、プログラムのリリースまで情報をPrivateにしておくことができる利点があります。
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gitサービスを利用したPrivate Packageの管理方法はこちら
https://blog.pentagon.tokyo/1618/