ゼロからアプリ開発をする上で気を付けるべきポイント

こんにちは、株式会社Pentagonでエンジニアをしている佐伯です。
私は趣味で個人的にスマホアプリを開発、運営しています。初めて自分でアプリをリリースしてからもうすぐ4年になります。

この記事ではゼロからアプリ開発をする上で気を付けるべきポイントを紹介したいと思います。

【こんな人に読んで欲しい】

エンジニアでアプリ開発に興味がある方
アプリ開発においての注意点を知りたい方

【この記事を読むメリット】

スマホアプリをゼロから開発する場合に、避けるべきポイントを理解できます。

【結論】

これからアプリを作り始める人は、この記事にある注意点を守り、継続すればたくさんの人に使ってもらえるアプリができます。

目次

私のアプリ

以下の3つのアプリが私がリリースしているアプリです。
どうぶつ日記は一番私が力を入れているアプリで、テレビでも紹介していただきました。転倒センサーは、一部上場の大企業から導入を検討しているという引き合いをもらいました(結局叶わなかった)。
このようにアプリを開発していると思わぬイベントが発生します。

どうぶつ日記

転倒センサー

おしゃべりタイマー

MVPで作る

リーンスタートアップという書籍に「MVP」という概念が紹介されています。これはMinimum Viable Productの略で、実現最小限の製品という意味です。
MVPはあなたのプロダクトの本質を最小限で実装した製品です。これをリリースしてそもそもあなたのプロダクトのアイデアが市場のニーズにあっているか判断することが大切です。

リーンスタートアップ

もし市場にあっていない、ニーズがなければ、コンセプトから作り直します。MVPをつくってユーザーにオンラインインタビューをすることも有効です。コロナの影響でオンラインミーティングは一般的になりました。
実現可能な範囲で最小限で作ることは他にもメリットがあります。アプリ開発は大変な労力を要しますが、その精神的な疲れはアプリリリース時に回復します。細かくリリースしてアプリ開発の疲れをためないこともアプリ開発には重要な要素です。

バケツの穴を塞ぐこと

アプリをリリースしてダウンロードされるようになっても、定着率が上がらなければDAU、MAUは増えません。DAUは1日あたりのアクティブユーザー(Daily Active User)、MAUは月間アクティブユーザー(Monthly Active User)を指します。

そのため、アプリの流入数を気にすることも大事ですが、定着率、離脱率を下げることを考えることが大事です。下の図は最近の私の日記アプリの定着率です。

インストール0週目から1週目と、1週目から2週目で離脱が多く起こってることがわかります。
0週目から1週目はアプリをダウンロードして一度起動してやめてしまったユーザーや2、3日で見切って他の日記アプリに行ってしまったユーザーなどが多そうですね。

これはアプリのアイコンやアプリ名、スクリーンショットなど、ストアから得られた情報からイメージしたアプリと実際のアプリに乖離があったのかもしれません。スクリーンショットやアプリの説明、ASOを改善すること、アプリインストール時の体験の改善などが課題と言えそうです。

ASO:App Store Optimization(アプリストア最適化)のことです。アプリストアの検索順位を上位に表示させるために、登録キーワードを選んで検討するなどアプリストアの情報を最適化するプロセスです。

1週目から2週目での離脱はどうでしょうか。これはアプリ自体の問題かもしれません。
アプリ自体がもっとユーザーに日記を続けたいと思わせることができれば改善しそうです。ツール系のアプリでも頑張れば50%程度の定着率を達成しているアプリもあるので、まだまだ私のアプリは改善が必要です。

アプリ自体の品質が良いだけではダウンロードされない

実は私のアプリは最近DAUが大幅に低下しています。
アプリ自体は改善を繰り返し、品質が上がっているはずなのにDAUが下がっている理由は、ダウンロード数が減ったためです。あまり言いたくありませんが、一日のダウンロード数が一桁になってしまいました。以前は30件ほどありました。

実は最近、アプリ名とアイコンを大胆に変更しました。それに伴いASOキーワードも変更したのですが、それが良くなかったようです。
アプリの品質が良くなっても、アプリ名、アイコン、スクリーンショット、アプリ説明を見てユーザーはダウンロードするか決めます。
アプリのページを発見してもらうにはASOキーワードが大事です。これらをおろそかにしてはいけません。

アプリの雰囲気を大切にしよう

良いアプリには独自の雰囲気があり、これを明確に作り出す必要があります。
エンジニアがやりがちな失敗は、ターゲットユーザーを絞りきれていないことにより、このアプリの雰囲気が作れていないという問題です。

アプリには必ずメインの顧客層が存在します。
例えば、20代前半の女性など特定の年齢、性別を意識する必要があるでしょう。できればペルソナをいくつか作るのが良いでしょう。そしてユーザー像を明確にしたら、そのユーザーの好みの雰囲気を特定する作業が必要になります。

例えば、「かわいい」「優しい」「信頼できる」など。あなたのブランド属性の感情的側面に当たります。
ブランド属性の感情的側面を決めたら、それをUIデザインに落とし込みます。それはカラーであったり、余白であったり、フォントスタイルなどで表現しましょう。ブランド属性の決定などは以下の書籍が大変参考になります。

ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと-小山田-育

ユーザーはめんどくさがり屋

あなたが想像しているよりユーザーはめんどくさがりです。

少しでも使いにくいアプリは離脱されます。他にもたくさんアプリがあるので、あなたのアプリを使うというこだわりはありません。ユーザー体験を重視してみてください。

アプリを見直してユーザーが行う作業のタップ数を減らす努力をしましょう、ユーザーの負担を減らせる箇所を見つけて改善しましょう。

まとめ

この記事では、いくつかエンジニアがゼロからアプリ開発をする上での気を付けるポイントを紹介しました。アプリ開発は、始めてみるとゲームみたいでとても楽しいです。収入を増やすチャンスも得られます。ぜひ挑戦してみてください。

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