アプリの強制アップデート機能を実装する際に気をつけるべきポイント

こんにちは!Pentagonの山本です。今回は、「アプリの強制アップデート機能」について気をつけるべきポイントをまとめます。

【こんな人に読んで欲しい】
アプリの強制アップデート機能を実装を検討している人

【この記事を読むメリット】
この記事を読むと、強制アップデート機能を実装する際に気をつけるべきポイントがわかります。

【結論】
アプリに破壊的な変更が入って「どうしてもアップデートしてもらわないと困る」というときだけ発動するのが基本です。強制アップデートはユーザー体験を損ねる可能性があるので、アプリをアップデートするかどうかは、ユーザーが選択できるようにした方が良いです。

目次

強制アップロードはUXを損ねる可能性がある

皆さんは店頭で使うアプリを利用していますか?例えば、PayPayを例に考えてみよう。

レジで「合計で980円になります。」

「PayPayで支払います。」アプリを開く。
このタイミングで強制アップデートが発動したらどうだろうか?

「後ろの人はレジを待っているし、アップデートなんてしている時間ないよ...現金で払うか...」

「アプリで決済をしたいのに支払いができない」時の不満は地味に大きいものです。

特にこういった店頭で使うアプリの場合、強制アップデートの実装と実行は慎重に行う必要があります。

強制アップデートのテストは入念にすべし

強制アップデートは、実装後しっかりとテストをした方が良いです。不具合があって、ユーザーにアップデートしてもらいたいのだが、強制アップデートの機能自体に不具合が入り込む可能性があります。

アプリバージョンを比較して、強制アップデートを発動させる場合

エンジニアが注意すべきポイントとしては、バージョン番号の比較です。

例えば、バージョン番号 1.0.10 と 1.1.0を比較する場合、整数値にして比較すると...

1.0.10 < 1.1.0 ですが、

1010 > 110 と逆になってしまう点に注意が必要です。

強制アップデートのUI/UX

アプリを開いた時に「新しいバージョンのアプリがあります。アップデートすることで、不具合などが改善されたアプリを利用できます。アップデートしますか?」等のメッセージをポップアップで表示しましょう。

ポップアップのアクションとしては「あとで」「アップデートする」の2択を表示した方が良いです。

ユーザーに「あとで」アップデートするという選択肢を提示してあげた方が親切です。

まとめ

強制アップデート機能はユーザーにストレスを与える可能性があるので、ユーザーが「あとで」アップデートするという選択をできるようにしておくことが重要です。

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